Paris 13ème


パリ13区
今年の旧正月は2月5日とのことなので、2月5日から”パリ13区”をスタートします!
みなさん毎年”いつやるの?”と楽しみにしてくださる”パリ13区”ですが、そもそも何なの?パリ13区?という方もいらっしゃるに違いありません。パリ市は20の行政区(カルティエ)に分かれています。カタツムリのようにぐるっと1区を取り巻くように20の区が広がっています。セーヌ川より上がRive droîte(右岸)、下がRive Gauche(左岸)と呼ばれ、それぞれ違う雰囲気を持っています。さて13区というとQuartier chinois(カルティエ・シノワ)と呼ばれる中国人街、またはアジア街です。そもそもあまり開発されていなかった場所に団地や近代的なビルが建てられ、そこに中国系の移民やアジアからの難民が住み始め,
大きなチャイナタウンに発展しました。パリ13区がチャイナタウンだということはわかったけど、何でブロカント・カフェでパリ13区?


パリの中華レストランやアジアン料理のレストランのメニューには”中華料理”、”ヴェトナム料理”、”タイ料理”なんて丸ごとアジアなセレクション。こんなんでいいの〜?と料理純粋主義者は思ってしまいますが、実は移民や難民の文化的背景も様々で中国系ヴェトナム人とか、ラオスで生まれたけどお父さんは〇〇人みたいに周りを見渡しても日本人ばかりの日本人には訳わかんないアイデンティティ。(笑)それで店は中華だけどおばあちゃんがタイ人だったからタイ料理もできちゃうもんね〜みたいな感じでいろんなアジア料理が一つのレストランに混在するという訳。最初に日本レストランで寿司と天ぷら、焼き鳥を一緒に出していてすごく驚いた、そんな感じに似ているかもしれません。きちんと住み分けをしたレストランではあまりお隣の国もごちゃ混ぜにはしませんが、大飯店的な大きなレストランでは酸辣湯を食べた後にヴェトナムの揚げ春巻きを食べちゃったりできるのです。(全部自分の好きなものでした・・・笑)現地の味よりちょっと緩い味付けかもしれませんが、それはそれでパリのアジアンフードの楽しさと美味しさとでも言うのでしょうか。そんなパリのアジアンフードレストランをクミックなりに編集して皆様にお届けしたいなと思っていたから。
店主クミック渾身の(笑)ディスプレイとアジアンフードは年に一度の大奉仕。ノスタルジックでちょっぴりキッチュな、ナイフとフォークにお箸が添えられるパリのアジアンレストランを期間限定でお楽しみください!

Paris 13ème
パリ13区
2月5日(火)〜3月3日(日)


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