L’odeur de la papye vert

青いパパイヤの香り
フランスで100%セットで撮影されたと言う青いパパイヤの香りという映画。お手伝いさんの少女が大きな包丁でトントンと野菜を刻んだりそぎ切りしたりしている場面が頭に焼き付いています。ヴェトナムはフランスの植民地だった場所なのでお年寄りはフランス語が話せたり、フランス文化が色濃く残っています。ヴェトナムサンドイッチ、バインミーも中に入っている人参のなますはフランスの人参サラダ、キャロット・ラペがヴェトナム流にアレンジされたものだろうし、ハムはバナナの皮で蒸したハムやヴェトナム風の焼き豚に。昔日本に中国から渡ってきたお料理も油を抜いて行ったら日本独自の料理になったと聞いたことがあるから、お料理の源は同じでもその国々の文化や時代で色々な形に変化していくんでしょうね。

さて、今回の一品は残念ながら青いパパイヤのサラダではなく、”Nem(ネム)”と呼ばれるヴェトナム春巻き。日本では生春巻きが主流なんですが、クミックのデフォルトは断然揚げ春巻き!フランスでも生春巻き、揚げ春巻き両方良く見かけるのですが、きっと初めて食べた時の美味しさが強烈な印象を残したんでしょうね。(全く個人的な価値観・・・笑)
揚げ春巻きはレタスの上にミントやヴェトナムのハーブをちぎって揚げ春巻きをくるっと巻いてニョクマムのソースにつけていただきます。ハーブの香りと香ばしい揚げ春巻きに甘くて酸っぱいソースが最高。あぁ思い出したらお腹すいちゃった。


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